内田新哉さんから突然の電話「今から伺ってもよろしいですか?」私達がその時どんなに喜んだか・・何年ぶりの再会になるのでしょうか・・洗いざらしの白いポロシャツを着た内田さんはなにも変わらずにページワンのドアを開けてそこに居ました。あれからアルゼンチン、イタリア、最近ではフランス、アメリカと旅の人でした。パリの話しの中には奥様の話題も・・振り返ってニューイングランドにと少しずつ変化のある内田新哉さんの風を感じていました。「僕は良い絵を描いていきたいだけなのです。」それは良い人間になることが僕の幸せです・・とも聞こえました。叉、ページワンで個展をやりましょう・・言葉にはならない約束と大きな夢を噛みしめ、別れました。
イタリアの風という内田新哉さんの画集をお土産に頂きました。
風に誘われて出かけた旅。年を重ねて旅も変わっていくのでしょう。
「ページワンには不思議な空気があります。旅の途中のような・・」
内田さんからのとびっきりの誉め言葉でした。