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平野貴久子さんに捧げる


毎日の平凡な日常の中で人が知り合っていくことが、どんなに素晴しいことかと思います。
大袈裟かもしれませんが信じ合うことで始まります。

44年前「平野貴久子」という版画家が、27才の生涯を終えました。
あまりの悲しみに母は彼女の作品を世に出すことをしませんでした。
当時の仲間には小磯良平や滝平二郎などがいた時代です。

彼女の姉も今は70才を越えて預かっている妹の作品をどうしようと考えていたようです。
そして同じ信仰をも持つ友人に託すことになりました。
私達はその友人に額装の相談を受けることになったのです。
あまりの素晴しい作品に胸を打たれました。
ページワンは額装の全てを任されました。
そこには「平野貴久子」に関わる多くの人達がそれぞれにページワンと繋がっていたからです。
そして信用してくださいました。

私達は力の限りの額装をしました。良い仕事が出来ました。
そのアトリエには45点の作品があります。
少しずつ公開の機会ができることでしょう。
感激と感謝です。













by page-1h | 2009-07-03 19:55 | 浜松 | Trackback | Comments(2)
Commented by atsuatsu at 2009-07-05 09:10
私もその貴重な出会いをさせていただきました一人として大変感謝感激いたしています。ほんわりとあたたかな中に力強さとエネルギーが満ち溢れていました。ひとつひとつの作品と額がきらきらと輝いて見えました。こちらこそありがとうございました。。。満足感でいっぱいな私です!!
Commented by page-1h at 2009-07-06 13:42
日本では私設美術館というのは珍しいですね。これからどのような展開になるのかは解りませんが少しずつ公開していくようです。美術が気軽にどこでも楽しめるようになったら楽しいです。今回は照明ではお世話になりました。照明も大切ですね。


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