久しぶりにお会いした松本幸治さんに聞いてみました。「松本さんの写真の作品の特徴って何?絵画的なところですか」作品は見る人が感じるものだから失礼な質問でした。「ウーン..僕の作品は絵的ではないと思うけど...たとえば山を写すでしょう..でも僕は山はあるけど全体が大切なのです。」私が「イタリアを写してもイタリアではない..とか?」「そうそう、それはたまたまイタリアに居たというだけかも..」本質を撮るということを言いたかったのでしょうか。徹夜ロケの帰りで大変お疲れでしたが写真の話しになるとキラリと光ります。写真というのは不思議なものです。私も写真を写しますが彼の作品はそれらとは全く異なるのです。
この写真はベルギーですが私は今迄ここに共存しているように感じていました。でも今は違った見方をしています。