
正直に言うと私は写真の専門知識がありません。でも写真展はとても好きでよく行きます。15年前サンフランシスコで友人に写真の専門ギャラリーに案内されました。当時でもアメリカでは現代写真が人気でした。私は写真が売れるなんて日本では考えられない事だと驚いたのを思い出します。それからホテルやレストランでオリジナル写真が素敵に飾られているのを見て先進国を意識したものです。今、日本では写真の市場が広がっています。写真美術館もありますしギャラリーでも写真展は日常になりました。ドアノーやウイリーロニスのポスターも良いけど、いつかオリジナルプリントを扱ってみたい....心躍る出会いは簡単にはやって来ませんでした。私達が松本幸治さんに会って作品を拝見してからページワンのドアは開いたのです。ぜひ見てください。彼のライカで写して彼が印画紙に焼いたモノクロームの世界を。