上砂理佳さんの作品で何が好き?と言われたら「St,エドワーズの春」と私は答えます。
この作品は夢や憧れや希望が詰まっていて大好きです。村の入口には100年を過ぎた大きな木があって、その下に地図が立っています。「この木の下で待ち合わせると幸せが.....」と書いてあります。そして恋人達は永遠に結ばれる..という言い伝えがあるのです。買い物籠を持ったママと赤ちやん。庭先には母馬と子馬 のんびりとした村人達 犬や猫や小鳥達。ホリデーにはシルキーな風が流れて...と上砂さんは作品の端に書いています。大きさはフレームに入れて68㎝×53㎝ 銅版画の値段は36750円 教会の廃材で作ったような虫食い模様のフレームに入れて45000円です。
何年か前になりますがサンフランシスコをドライブして郊外の街を訪ねる旅したことがあります。教会のある小さな町に何ヶ所か寄りました。そこにきっと私の「St,エドワーズの村」があったような気がしています。春になると思い出すことがあります。私の胸の中に小さな幸せが潜んでいる事を....。