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青森県立美術館

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市沢夫妻のご実家は青森県八戸市です。そして彼らもシャガールを愛しています
日本が世界に誇る美術館が青森県に誕生しました。今年の帰省はそれが一番の楽しみだったようです。ここで今、シャガール展が開催されています。お土産にずっしりと重い図録を頂きました。ページをめくると左手を胸に、そして片手で頭を抱え顔をゆがめて横たわるシャガールの写真がありました。1941年から7年間アメリカに亡命しています。そのアメリカ時代に制作したバレエ「アレコ」の背景画を青森県立美術館が所蔵して話題になっているのです。アメリカでシャガールは最愛の妻ベラを病気で亡くしました。その後しばらく絵筆を持てなかったそうですが翌年ヴァージニアと出会い子どもも産まれています。フランスに帰ってすぐ彼女とも別れるのですが、同年、お見合いでヴァヴァと結婚します。私はシャガールが特別にベラを愛していたことが解ります。どんなにか寂しかったか・・。アメリカ時代、シャガールの故郷ロシアのヴィテブスクもナチスによって破壊されました。彼はアメリカで英語を喋ることはなかったそうです。辛かったアメリカ時代のコレクションのお土産話しは今年の夏最高の感動でした。

日曜美術館でシャガールの特集があるとは知っていたのですが、慌ただしい時期で見るのを忘れました。私達には大変なショックでした。でも市沢さんがDVDに録画してくださったのです。シャガールの愛です。
by page-1h | 2006-08-23 13:26 | アート | Trackback | Comments(8)
Commented by どんぐり一家 at 2006-08-23 21:24 x
こんばんは。先日はお邪魔しました。
シャガールの人生、劇的なものだったのですね。先日、ピカソの番組を見たときもその生き方に衝撃をうけました。一人の作家の人生と絵を照らし合わせてみるのは、興味深いものだなぁ。。。と思っています。
さて、先日お願いした作家さんのお名前がわかりました。かないてるこさんです。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。
(ホームページにアクセスできなかったので、こちらに記入してしまいました。ごめんなさい。)
Commented by cazorla at 2006-08-24 03:48
三十年以上も前ですが 友達がたどたどしいフランス語でシャガールにお手紙を書きました。どこに出して良いか判らないのでフランス大使館あてで。 そしたらちゃんと返事が来たそうです。 私も好きだったけどまさか返事が来るとは思わなかったので手紙出さなかった。 シャガールって作品だけではなく本人もきっと素敵な人なのだと思います。
Commented by page-1h at 2006-08-24 17:31
どんぐりさんは子育ての大切な時代をアートのある生活で過ごすことが出来て幸せですね。ご主人様もカッコイイし・・・(関係ないか)またアートの話しをしましょうね。かないてるこさんは今はお付き合いがないので申し訳ありません。
Commented by page-1h at 2006-08-24 17:39
cazorlaさん、シャガールの手紙を持っていたら金庫を買うかも・・ね。内容はどんなだったのでしょう。どんなお手紙を出したのでしょう。ロマンチックなお話ですね。私も今、シャガールが生きていたらサンポールバンスの村をうろうろして一目お会いしたいものです。
Commented by natumikann at 2006-08-26 17:57 x
あの、私、青森県立美術館にいきたいです!
日曜美術館で紹介していて、すっごく素敵だったし、奈良美智のファンなので・・・ もちろん、シャガールの絵も好きです。 そう言えば、先日、静岡県立美術館のロダン館でヴァイオリンコンサートがありました。皆で彫刻がいっぱい積んである船に乗って、音楽を聞いているようで楽しかったです。  
Commented by page-1h at 2006-08-27 17:39
私も行きたいのでいろいろ調べてみました。9月は休めないので日帰りをしようかと・・・。そしたら片道7時間もかかるのね。日本って広い。日帰りは無理です。
Commented by いちさわ at 2006-08-27 22:14 x
こんにちは、市沢本人ですよ。
ちょっと目を離していたのでコメント、遅れてしまいました。
何はともあれ喜んでいただけてうれしいです。
青森へ日帰りはきついですかね? 新幹線だと八戸から在来線になるし
飛行機だとセントレアから青森がありますが発着時があまりよくない、
小牧から秋田空港で在来線、というのもあるけどやっぱり遠い、ですね。
でもパスポートも入国審査も要りませんからね、もし状況が許すならば是非おいでなさいませ。
Commented by page-1h at 2006-08-28 10:19
休暇の度に、ご両親の身体を心配して帰省している市沢さんですが青森はホントに遠いことが解りました。いつもご苦労さまです。離れているからこそ喜びも多いのかもしれませんが・・。


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