興味のある現代版画家の桐山茜さんがフランスから帰って京都で個展をしているので行って来ました。主人と久しぶりの京都です。まず京都国立近代美術館の藤田嗣治展に・・・すごい人・・こんな混んでいるなんて・・今日は火曜日なのに一瞬帰ろうと思いましたが、気を取り直して入館しました。彼の絵画は彼の生きてきた人生そのもの。数年前にここで長谷川潔展を見たことを思い出しました
私は長谷川潔が大好きなのです。彼の生き方を同じフランスで暮らした藤田嗣治はどんなふうに感じていただろうか?。話題の戦争画はともかくとして猫や子供達の絵は楽しいですね。
目的のギャラリーは三条でしたのでその後、祇園を歩いていたら、何必館(カヒツカン)という京都現代美術館を見つけました。ここに在ったのか〜と早速、中に入りました。ロベール・ドアノーという写真家も所蔵しているので興味があった写真美術館です。今日はクー・ボンチャンという韓国の写真家の個展でした。
作品も精神世界を見ているようで美しかったですが建物も良いですね。
最上階の5階は和室があって中庭があるのです。和室には良寛の書が掛けてありました。座り心地の良いソファーで庭を見ていたら頭が空っぽになりました。