浮世絵の名作「東海道五拾三次・庄野 白雨」です。道中、突然の、にわか雨に見舞われました。雨と風の表現が大変に美しい広重の傑作です。その中になぜか「綿引明浩」のさまよえる画人が入り込んでいます。
綿引さんは旅の絵の中にタイムスリップします。
この画人は綿引明浩本人なのでしょう。

作品はクリアグラフといってアクリルの裏から筆で描いています。
綿引さん独自の芸術表現です。
アクリルを重ねていますから夏の夕立も立体的で繊細に描かれています。
彼は現代の絵師のようです。
細かな筆使いがとても美しいです。
画人だけではなく彼の得意とする女神やお尻の天使も登場させています。
美術館にも....さまよえる画人!これは版画です。
秋のページワンの裏庭にも画人は今日も、さまよっているのです。
私はちょっとシュールでユーモアがある
綿引明浩作品が大好きです。