これは「むらかみみか」の「詩節」という作品です。みかさんはこの作品を音楽のシリーズを製作した時に描きました。鈴の中にロバの親子が歩いています。ロバなのかは勝手に思っているだけですが彼女が想い口ずさむ詩はきっと「リルケ」なのだと....私は思う。過去と今が映り合って作品になっていくのだろうと...。

「詩節」を買ってくださったお客様宅にお取り付けに伺いました。
じゆらく壁で上手に付けることが出来るのか...お客様はとても気にしていました。
心配はいりません。どんな壁でもページワンにお任せくださいませ。
和風の雰囲気に「むらかみみか」がしっくりしています。
作品よりマットを少し広めにして下に灰緑の台紙が見えます。額も新作でとてもすっきりしています。
この作品は「言葉のかくれんぼ」という題です。先日お取り付けをした作品です。「詩節」よりは作品が浮いていません。インテリアや好みに合わせてフレーミングを決めます。
「言葉のかくれんぼ」について以前みかさんが私に話したことがあります。
「リルケの詩を読んで描いた.....」
この言葉がいつも私の中にあってみかさんの作品を見てしまいます。
「むらかみみか」の絵の背景にはいつも「詩節」があるようだと。