この作品は「ある晴れた日に」という題の「上砂理佳」の作品です。長崎のグラバー邸がテーマになっています。この頃、続けてこの作品が売れています。
写真の帽子は水兵帽で広島の方でした。8年前に結婚する前の奥様に上砂さんの作品を贈ったのだそうです。そして今回家を新築するので注文を頂きました。「私は船乗りさんでしてこの作品のように妻、娘、小さな息子という家族構成なのです。」とメール交換をしました。その時の写メールです。小さなエピソードや写真など..心が温かくなりました。もう一人のお客様ははるばる大阪から来てくださいました。
悲しいことがあったそうです。
作品と重なるそれぞれの想い。
上砂さんに詳しくお伝えしました。
彼女はそれぞれをエネルギーにして制作します。
その様子に、しみじみと芸術の崇高さを感じます。
夏の終わりを惜しむように新作の版画が届きました。
今年の夏はいかがでしたか。
上砂作品を見て暑かった夏が終わりました。
頭が静かになりました。
作品の中に秋風が吹き始めました。