「むらかみみか」のワイナリー巡り

むらかみみかさんが両親の用事でスペインから帰国してから、もう一ヶ月になります。10月末にはグラナダに帰る予定です。それまでにページワンで会えるといいですね。今回の帰国でこの作品が特に人気です。少食のみかさんですがワインはとても好き。昨年の末ビルバオで奨学金制度のアーティストに選ばれ個展をした時だと思いますがビルバオから南のグラナダに帰る途中A-124というワイン街道があってそこのワイナリーをテーマにしているとか。その地域は次々と街や村にワイナリーがあって夢のよう。ビルバオにはグッゲンハイム美術館分館がありますがその建築家「フランクゲーリー」が建築したホテルのワイナリーもあるそうです。みかさんが話すと作品と重なってほろ酔い気分になってしまいます。
この作品は細長い版画を何枚も交差して作ります。みかさんの指導で、フレーマーの雪絵さんが組み立てます。黒い版画の墨がとても美しいのです。
それにワイン街道のトンネルや葡萄畑かと思う版画を重ねていきます。慎重に編み込みます。

裏はこんな感じ。この作品をフレームの中で浮いたように額装します。ぜひ鑑賞してくださいね。