休日に葉山の美術館に行ってきました。神奈川県立美術館の別館が葉山にあります。
ここに来たのは2回目で9年前にジャコメッティの彫刻を見ました。美術館の別館が避暑地にあるのはとてもイメージが良いですね。
イギリスのテートギャラリーの別館はセントアイビスの海岸にあります。
海沿いの美術館といえば南フランスのニースにあるデュフィ美術館。
アンティーブのピカソ美術館。マントンのコクトー美術館。雪絵さんはデンマークのルイジアナ美術館が筆頭だと言います。海が見えるというだけで心地よい思い出が過ぎります。
葉山美術館ではムルロ工房の展示会をしていました。
小田原まで新幹線、電車で逗子までそれからバスで葉山に行きます。
とても近い感じがします。
海風が涼しくて併設のレストランのシーフードが美味しかったです。
写真を写すのをすっかり忘れていました。近くの浜辺です。
ニースにも松の木があったのを思い出しました。
そんなゆったりとした旅です。
パリのムルロ工房といえばシャガールです。
たくさんの巨匠がここで版画を制作しました。
ピカソもそうです。
ムルロには有名擦り師がいてシャガールはシャルル・ソルリエが付いていました
それはソルリエ版といって美しく価値のある作品になっています。
ここで刷った作品には下にムルロと活字が入っています。
ページワンはシャガールのリトグラフポスターのコレクションがたくさんあります。
昨日この作品が売れました。
私達が葉山にいったのを天国でシャガールが見ていたのかもしれません。
このポスターにはシャガールのサインが入っています。
そしてこの作品はソルリエ版ではなくシャガール本人が版に描いてリトグラフにした
「オリジナルリトグラフ」なのです。