ジョナサン・アドラーがデザインしたフレームでグッチのスカーフを額裝しました。
大阪からの、ご依頼でしたのでたくさんのメール交換をさせて頂きました。
途中出身の多治見の美味しいケーキ屋さんのお話やら
大学時代に、ご主人とドライブしたことのある我浜松の思い出とか...
鰻や中田島砂丘、浜名湖の水面の美しさなどに
話しが脱線し楽しい仕事になりました。
メールでお礼状を頂いて「スカーフの額裝」の素晴らしさを噛み締めています。

「私自身は昨年母を亡くしなかなか立ち直れないまま一年が過ぎました。
この度、額装をお願いして久しぶりに気持ちが浮き立ち心から楽しい時間を過ごさせていただきました。
何度も何度も、細かい注文をつけさぞやお困りになったことかと思います。
届いた額は漆塗りのような艶と赤みがあり、とても私の好きな雰囲気でした。
どことなく和の要素もありつつ、どっしりと落ちつきがあり
温かみの感じられる良い作品に仕上げていただき
眺めながらなんともいえない幸せな気持ちでいっぱいになりました。
これから過ごす家族の幸せな時間と共に大切に飾って行きたいと思います。」

最初からコンセプトは幸福感が希望でした。
小さなお子さんのいる一家団欒のイメージです。
直接お会いしなくても素敵な出会いでした。