私にはとても好きな詩がある...と友人に言われました。
この詩を読んだ時彼女と解り合えたような気がしました。
播磨先生に詩を渡したのです。
書いてください...と言った訳ではないけど
先生は感動して書いて来られました。
「10日間ずっと書いていました。ぜひ赤いフレームに入れてください」と
書家はこの何倍も書くのです。これはその一部。
播磨先生の熱意と誠実が伝わります。
先生は年を重ねてもこんな風に生きたいと思う人生の大先輩です。
少女に 黒田三郎
沈んでいるのも
ひがんでいるのも
あなたには似合わない
まして
泣いたり喚いたりなんて
にこにこしているのがいい
遠い山脈の上の
白い雲を見ているのがいい
人生は不公平なものです
傷ついたり
挫けたり
でも やっぱり
あなたはにこにこしているのがいい
微笑しているのが
一番よく似合う