八木田宜子さんから新作絵本の贈り物が届きました。
私が、児童文学者であり翻訳家でもある彼女と出会ったのは10年以上前のことです。
ヤマハのパイプオルガンビルダーの八木田淳さんのお母様です。
彼はアートが好きで時々ページワンに来ていました。
ですから彼女も浜松へ来ると寄ってくださいます。
東京へお電話をしました。
「私ね病気で夜中に救急車で運ばれたのよ。それで入院してね...」
74歳ですから少々心配です。「でもね震災の時は近くの喫茶店にいてね、歩いて1時間かけて家に戻ったのよ」「お正月は車椅子で台湾に行ったのよ。」一人旅だそうです。
「台湾の人は親切なんだから...。」
彼女が弱いのか強いのか解らなくなります。でもそんな人生ってすごいなと思います。
「電話がいいわ。メールより電話がいい。それにしても東京はヨーグルトがないのよ。」
ページワンには八木田文庫が出来ていて子供達に慕われています。
