
優しい女性のご依頼でした。
年は20代後半でしょうか...センスの良い美しい方です。
「祖父は長い間引き出しの奥にこれをしまっていました。でもこんなに素敵に額裝したら喜ぶことでしょう。」と言います。お若いのにおじいちゃんと二人暮らしだそうです。この頃はすっかり身体も弱ってデイサービスに行っているそうです。「解る時に見せてあげたくて...こうしたらいつか何処かにもらって頂いても良いし..。」
私ですら、もう戦争のことは遠い歴史物語になっています。
「このようなものを快く額裝してくださったフレーマーの方に感謝してます」
こんな人がいるのですね。いつか彼女も良き妻になり母になることでしょう。
美しい心とは...お土産にくださった豆大福を食べながら雪絵さんと主人3人でしみじみしました。