
ジム・トンプソンのスカーフを額裝しました。赤いキッチンを作った妹へ贈るのだそうです。だからフレームを赤にしました。このスカーフにぴったりです。
彼女がこのスカーフの額裝を受け取りに来た時..お財布を探しながらバックの中を見て言うのです。
「そうそう..観劇の切符があるのだけど行かない?」
無名塾の「炎の人」でした。
お陰で私達夫婦の最高の休日になったのです。
彼女は私が人生の路地を曲がる時に必ず現れる人です。
それは後になって解ることなのですが不思議な人です。
彼女の言うことや行動は私の糧となっています。
仲代達矢のゴッホを観て彼女を感じました。
いつも無我夢中。一途な気持ちや純粋なところ...
彼女はいつも「神様の次が芸術なのよ」と現実離れしたことを言います。
フィナーレが素晴らしかった。涙がたくさん出ました。隣の彼女も泣いてました。
綿引明浩さんの個展が終わって私の中で何かが変わったような気がしています。