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トルコじゅうたん

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「壁の装飾は思い出と共に」はページワンのコンセプトです。じゅうたんは踏むことを許されたひとつだけの芸術品とか......でも長い時間をかけて織った細密なじゅうたんを普段使いにするのは勇気が要ります。額装をするのも良い方法だと思います。
「トルコは暑かったですよ。40°以上あるのですから。このじゅうたんはトルコの若い女性が結婚前に長い時間をかけて織っているの」興味深い旅の話しをお聞きしながらフレームを決めました。マットはスエードにして面金は存在感のあるもので...といつの間にか私達の心も空を飛んでいます。じゅうたんは手創りの芸術品ですから額に入れるには感性が大切です。経験で完成度が違います。取り付けにお伺いしてその素晴らしさに感動しました。額装するというのは素晴しいことです。
by page-1h | 2008-08-31 18:48 | 額装 | Trackback | Comments(6)

眠の木レストラン

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平野琳人さんの絵にはいろいろなレストランが登場します。潮騒レストラン〜木陰の〜夕焼け〜など国籍不明の素敵なレストラン達。
これは「眠の木レストラン」アジアの海に浮かぶ小さな島のレストランでしょうか。めったに来ない旅人を待つ動物達とおばあさん。合歓の花が咲いている時だけのレストランなのです。夜になれば静かに眠ってしまう小さなレストラン。平野氏は世界を旅して美しい絵を描いています。氏の描く世界はいつも青く輝いています。でもこの絵だけは何か寂しげです。私はこの絵のレストランで小さなキッシュとビールを飲んで深い眠りに落ちるのです。
先日、平野氏に電話することがありました。「夏は別荘に居ます」とのこと...どこにいらっしゃるのでしょうか?
by page-1h | 2008-08-28 16:38 | アート | Trackback | Comments(0)

ページワンでぶどう狩り

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ぶどうは珍しくもない普通の果物ですがページワンの葡萄棚の下で食べると何故か楽しいのです。今年もぶどうの季節がやって来ました。
大人も子供も取り合えず食べてみる...どんな人でも嬉しそうな顔をします。
不思議ですね。とても暑い日もここだけは涼しい気がします。
お客様がイタリアで知り合った画家の家に案内された話しをしました。
「ページワンに来てそのことを思い出したよ。
もう10年も前のことだから..。」そこはフィレンツェの街で古いアパートメントだったそうです。込み入った狭い通路を入って階段を上っていくとテラスのある部屋がありました。そのテラスは部屋よりも少し高い位置にあって素敵だったのを思い出すそうです。シンプルな家具と壁はたくさんの絵が飾られていたそうです。
人が良い気持になったり感動したりするのは意外に小さな事だったりします。そのことが少しずつ解ってきたように思うこの頃です。
by page-1h | 2008-08-18 19:23 | 暮らし | Trackback | Comments(5)

ノッティングヒルの恋人

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1ヶ月くらい前ことですが岡崎でシャガール展を観た青年が来店しました。美術館で買ったポスターの額装依頼でした。「ページワンには初めてですが、前から気になっていました」そして「彼女がとてもシャガールに感激したので...」と言います。
「内緒でポスター買ったんです。これ額に入れてプロポーズしようかと思ってるんですが..指輪の代わりです」感激しました。なんて素晴しいことでしょう。若い二人には指輪よりもふさわしい幸せな絵。「実はプロポーズは8月14日にします」と言う。居合わせたお客様にこの素敵な青年を紹介..裏庭でお茶をご一緒しました。
そして今日はラッピングのための来店でした。
「いよいよです。今から大阪に行きます」爽やかな笑顔。
「ノッティングヒルの恋人」のシャガールを思いました。映画のシャガールは「結婚」この作品は「エッフェル塔の花嫁」良き人生にカンパイ。
by page-1h | 2008-08-13 19:07 | アート | Trackback | Comments(2)

私の幸せ

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ブログを読んでいる方からいろいろな仕事をいただきます。それは、いつも突然のメールから始まります。当たり前と言えばそうですが、とてもロマンチックな気持になるものです。どんな人なんだろう....彼女はエルメスのスカーフの額装依頼でした。早速私も返事をするのですがなぜか嬉しくてなりません。そして見知らぬ私の店に大切なスカーフを送ってくださるのです。
これって何だろう...と思います。外国に行く時、日本からホテルの予約を入れます。伺うとにこやかに迎えてくれます。異国の旅人を信頼して待っていてくれる喜び...そんなことを思い出しました。
ご縁があって幸せだと言ってくださる遠く尾道のお客様。テーマカラーがブルーのお宅にはこの白が似合うと信じて....。
「早速開封して対面〜予想以上の仕上がりに感激しています。主人が帰宅しましたらきっと驚くことでしょう。素敵なサプライズとなりそうです。」
私はいつかお会いしたいと心から思います。ご主人のイニシャルはHなのだそうです。
by page-1h | 2008-08-10 17:43 | スカーフの額装 | Trackback(1) | Comments(6)

テレスコビッチ

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もう19年も前のことですが初めて南フランスに行った時、バザールで「マントン」の観光用のポスターを買いました。これは後になってかなりの掘出し物でした。テレスコビッチがムルロ工房で刷った作品だったのです。
テレスコビッチとはロシアで生まれフランスで活躍した画家です。しばらく店で販売していたのですが売れないので家に飾りました。2回目の南フランス旅行ではマントンまで行ってみました。ジャンコクトーの美術館があるイタリアとの国境の街です。私の家にはコクトーのアートポスターも掛けてあります。旅の思い出を額装することで我家の歴史が綴られていきます。
by page-1h | 2008-08-08 19:41 | 額装 | Trackback | Comments(0)

ほっ

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播磨鉄牛先生は書道の枠からフリーダムな世界に浮遊しています。先生は額装にもユニークな発想を求めます。マットを円く抜いてみました。この作品をリビングに掛けたらどうでしょうか。玄関だったらいかがでしょう。寝室でも...と文字は私達のインスピレーションをくすぐります。「日常」の中に入り込んで「非日常」な空間を創り上げるもの。そんな風に感じると楽しくなってしまいます。
by page-1h | 2008-08-04 16:22 | アート | Trackback | Comments(2)

ポロック

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時々おもしろい仕事に出会います。9年前ニューヨークのMOMAへ行った時ポロックを見ました。「これがアメリカのモダンアートなのだ...」とお上りさんのように眺めている私でした。でも、その後不思議に自分の中でポロックは消化されて私の栄養になっています。
アメリカのポスターカタログでポロックを選んだお客様がいます。結婚式場のコーディネイトです。
ポスターは思っていたより紙質と発色が良く迫力がありました。これを裏打ちして額装しました。横巾は2メートル弱....何よりも大きさに感動です。大きな会場に素晴しいバランスだったそうです。フレームの選択にもセンスが光ります。個性ある結婚式場になることでしょう。
by page-1h | 2008-08-02 19:07 | アート | Trackback | Comments(0)

赤毛のアン

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今年は「赤毛のアン」出版100年記念だそうで各地で催事があるようです。赤毛のアンと言えば私は内田新哉さんの「小さな幸せ」という画集を思い出します。その中にある「グリーンゲイブルズ」という原画をもう一度見てみたいと思っていました。
この絵は6年前ページワンでの「内田新哉展」でお買い上げ頂きました。
親しいお客様なので伺えば拝見出来ますが勇気がありません。
それがページワンに来たのです。額装の変更のご依頼です。赤毛のアンの物語の舞台となった「緑の切妻屋根」の家です。作者モンゴメリがこの前に立っているようです。
大好きな絵でした。願えば叶うのでしょう。お帰りなさい....しばらく実家に帰って又嫁ぎ先に戻っていく...そんな縁を感じました。
by page-1h | 2008-08-01 15:22 | 内田新哉 | Trackback | Comments(0)