6月が近くなるといつも思い出す絵があります。上砂理佳さんの「美しき六月」120枚限定の銅版画です。
右上に「雨上がりのカフェ 滴る緑 むせかえるその中庭」と書いてあります。新緑の季節に集う仲間達...上砂ワールド予約席にはいつものマドロス猫がヴァイオリンを弾き、レストランやケーキ屋、夜になればパブも開店、古い映画館では「勝手にしやがれ」を上映中。おなじみの角帽親子もいました。バンダナを巻く犬 フランスパンを抱えた人 バラを売る人 絵を描く人
この街にはいろんな人々や動物がいて平和です。手すりに背伸びをしてフクロウとにらめっこをしている少女を見つけました。
彼女の絵には深い人生の楽しみが見えます。
この作品に癒される人がたくさんいることでしょう。