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風見の坂

風見の坂_a0077203_1421273.jpg
上砂理佳作品のコレクションしている人はとても多いですね。
私は毎日お客様と上砂さんの話しをしているのです。
先日メールで「上砂さんの1990年代の作品はありますか?」
との問い合わせがありました。
2000年以前の作品は風見の坂(1999年作)」だけになってしまいました。
風見の坂は神戸がテーマになっています。
彼女は1995年の神戸の地震以来よく神戸を描いています。
作品を複数まとめて制作しない上砂さんの版画は
いつまでもエデションが残っているように思いますが
懐かしい秀作は次々と絶版になっていきました。
この「風見の坂」も残り数枚になりました。
上砂さんの作品は楽しいはずなのに、眺めていると涙が出るほど
登場人物に哀愁があります。
秋だからでしょうか。
上砂ファンの方はどうぞ
by page-1h | 2012-09-21 14:32 | 上砂理佳 | Trackback | Comments(2)
Commented by あずみ at 2012-09-22 16:59 x
ご無沙汰しております。
また先ほどはお電話失礼いたしました(^-^)

「風見の坂」は私が最初に購入した上砂作品です。
軽く10年以上経つので、発表されて間もない頃に購入したと思います。
それまで銅版画と言えば黒か茶系一色と言ったイメージがありましたが、
上砂さんの作品はとてもカラフル。
何年か前からずっと目を付けてた末の購入でした。
他にも何点かありましたが、
坂の上から海を見下ろす遠近感のあるアングルが気に入ってこれにしました。

実を言えば本当に欲しかったのはこの作品と同時期に発表された、
「パン屋少年の朝」でしたが、そのギャラリーではすでに売り切りていて次の入荷に期待して、
「風見の坂」を先にしたのでした。

その「パン屋少年の朝」を無事ゲットするまでには、
さらに長い長い月日を要したのですがそれはまた次の機会に(笑)

Commented by page-1h at 2012-09-22 18:26
久しぶりにお話し出来て嬉しかったです。
又電話してね。パン屋少年の朝も神戸ですね。
絵のコレクションは楽しいものです。
大阪で上砂さんに会ったらよろしく。


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